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皆さん、こんにちは。
大川市は、先週末の10日、11日と木工祭があり、たくたんの人で賑わっていました。
まだまだ、コロナ禍で終息が見えませんが、感染対策を徹底すれば、ある程度の日常は取り戻せると言うことでしょう。
私は、先日の定休日を利用して友人と二人で唐津に美味しいお料理をいただきに行きました。
コロナの対策がなされてるかを確認しての出発で、安心して行ってきました。
桜の季節は、終わりましたが、新緑がとても美しく、また棚田の自然が織りなす光景にとても癒されました。

今回もミッドセンチュリーに活躍したデザイナーを紹介させて頂きます。
前回のハンス・ウェグナーの友人でもあるボーエ・モーエンセンになります。

Borge Mogensen (ボーエ・モーエンセン)

親友のハンス J.ウェグナーと同年同月の1914年4月にデンマークに生まれ、職人兼デザイナーとして早くから活躍。デンマークミッドセンチュリー家具に人気を博した一人。
1934年に家具マイスターの資格を取得しコペンハーゲン芸術工芸学校、王立美術大学に通い、デンマーク近代家具の確立者のコーア・クリント、モーエンス・コッホに師事。
1944年にウェグナーと共作で「スポークバックソファー」を発表。「J39シェーカーチェア」は、「一般市民のために安価で質の高い椅子を作って欲しい」という要求に対し作られたチェアで、戦後間もないデンマークの市民に支持され愛された名作となっています。そして、「やはり私は、デンマーク人なのです。」という彼の言葉は、スチール等を一切使わずに美しく丈夫な家具を生みだしてきた忠実さを物語っており、使用感はデザイナーである彼自身が自宅のリビングにて使用することにより、良質な使い心地が生み出されました。常に大衆の目線で家具をデザインしてきた彼の作品は、58歳という若さで亡くなった今も愛され続けています。

Borge Mogensen / ボーエ・モーエンセン 2254 イージーチェア

以上、梅崎でした。